基本的性能xデザイン
長く住まうことの出来る住宅を大切なコンセプトと考えて設計を行います。
長く住まうために以下の4つの項目について考える必要があります。
・歴史 | 今あるもの
古くから残る住宅を新しく作り直す事も出来ますが、構造に手を加え 、断熱性能を整えれば 昔から大切に使われてきた住宅を残すことが出来ます。 新しく住宅を作る際は周りの風景に馴染むような住宅にすることで、 その町の歴史に参加出来るようにしたいと思います。
・構造 | 安全に
日本は地震国のため、耐震設計による安全性の確保は何よりも大切になります。 耐震等級3は建築基準法上、必要とされる壁量の1.5倍になります。 耐震等級3を最低基準として基準法2倍を目標として設計します。
・断熱 | 快適に
住宅は⻑い時間を過ごす場所ですので温熱環境が大切になります。 木造住宅の場合、気密性も大切になりますがそれ以上に断熱性能が温熱環境を左右します。 等級4を最低基準とし、新しく基準として出来た断熱等級5を目標として設計を行います。
・デザイン | 現代的に
上記の基本的な性能を満たしつつもデザインにも力を入れています。 CDO中渡瀬は今まで中部建築賞、グッドデザイン賞を始め数々の賞を受賞してきました。 デザインというと見た目のことを指しているかのように感じるかもしれませんが 住まい手の皆さんが快適に過ごすためのバランスを整えることだと考えています。